コカコーラ販売当初ペンバートンは下のような広告を出しています。
「うまい・さわやか・すっきり・さっぱり!−うるわしいコカの葉とコーラナッツの成分をブレンドしたソーダ
泉水ドリンク新発売!」
日焼け止めやキャンディーが共通で何の成分がありますか?
見ても分かるように、その当時のコカコーラの主成分は、コカの葉(コカイン)とコーラナッツ(カフェインを含む)
でした。しかしながら、この二つの成分は現在どちらも入っていません(前者は入ってたら大変ですが)。
当然これらの成分だけでは、あのコカコーラの味は出ないわけで、その他に、色々な植物から抽出した
風味剤を混ぜたようです(あと、当然砂糖も)。この風味剤の処方をペンバートンはひたすら隠し、裁判所の
開示命令も拒絶したほどです。
動作の変更は何ですか
現在でもコカ・コーラ社は、この風味剤の成分と調合法は2人の重役しか知らないと公言していますが、
残念ながらその正体は割れています。現在のコカコーラの主成分は、砂糖・カラメル・カフェイン・リン酸
(酸味料として記述してある)・ライム・バニラ(成分表示には香料となっている)です。
ちなみにコカの葉はすぐに処方から落ち、コーラナッツの抽出物の代わりに高純度のカフェインを用い、
酸味料は当初クエン酸でしたが、やがてずっと安価なリン酸に変わりました。
なぜ我々は大気汚染を持っています
ペンバートンは他人に真似できない飲料を作ろうと、その他の風味剤も少しずつ加えました。
この処方は「7X」の暗号名で呼ばれ、最近まで大いなる秘密でした。しかし、1993年プレンダーガストという人物
が「神と国家とコカコーラに捧ぐ」という著書の中で、7Xの処方を公開しました。まあ、現在の分析技術を使えば
どんな微量物質でも分かってしまうので、コカ・コーラ社も多分血相は変えなかったでしょう。それによると、
ペンバートンの風味剤はレモン(120)・オレンジ(80)・ナツメグ(40)・シナモン(40)・ネロリ(40)・コエンドロ(20)
の抽出物をアルコールに入れて1晩おいたものが7Xだそうです。
これを見るに、処理にアルコールを使っています。禁酒令が出ていた当時、アルコールが入っていることを
ペンバートンは隠したかったのでしょう。現在は処理にアルコールを使用していないので、コカコーラにアルコール
は1滴も入っていません。
とまあ、これがコカコーラの成分です。まとめると、カフェイン、リン酸、カラメル、そして少量の植物抽出物を
含む砂糖炭酸水といったところでしょうか?ちなみに、これらの物質は全て自然界に存在する天然物です。
「コーラは人工の化学物質を大量に含んでいて危ない」というのは真っ赤なうそです。
0 コメント:
コメントを投稿